「〇〇年〇〇変えてません!!〇〇って知ってますか?」の元ネタとは?

2024年12月にInstagramに投稿された「うちのお風呂、1年半お湯変えてません。マコモ湯って知ってますか?」という動画。
https://www.instagram.com/reel/DDtseVxS0JO/?igsh=MWtnbzNkMjE3N29pdA==
動画では湯船に張られた真っ黒なお湯が目に飛び込んでくるが、この真っ黒いお湯の正体こそ、マコモ湯構文の「マコモ」です。マコモ湯については数年前から定期的にSNSで話題になっているのですが、このあまりにもグロテスクな見た目がこの度大バスりし、その際の投稿者の発言が脚光を浴びてネットミームの仲間入りを果たしました。
「マコモ湯」って実際どうなの?

お風呂のお湯を1年半も替えていないと、かなりの雑菌が増殖していると考えられ、その後、シャワーで身体を流していれば大丈夫ですが、流さずに出ると、皮膚にそういった菌が付着したままになるので、ニオイの原因となります。さらに、それがタオルや服に付着すると、それも臭くなってしまいます。皮膚に傷があった場合は、そこから雑菌が入って化膿したり、傷が悪化したりする可能性も考えられます。
当然ですが、あまり真似はしないほうがいいでしょう。
「雑菌を抑えてくれる」ことはない
専門家によると、「皮膚には常在菌があるので、そのバランスが崩れてしまうと、他の病気にもかかりやすくなってしまうことも考えられます。最悪の場合、蜂窩織炎(ほうかしきえん)といって、傷口から入った菌によって片足がすべて腫れてしまう症状が出たり、糖尿病の人や、免疫機能が低い人は、菌が全身に回って高熱や意識障害が出ることもありえます。そのため、お風呂のお湯は毎日替えて、清潔な状態で入浴するべきです。」とのこと。
こちらも当然といえば当然なのですが、そもそも普通の方はこんな風呂には入りたくないので問題ないでしょう。
「真菰」について
マコモは日本各地の、小川、沼地、湿地に群生するイネ科の多年草で、食材として知られる「マコモダケのマコモ」といえばピンとくる方もいると思います。

マコモは漢字だと「真菰」で、鬼滅の刃で修行中の炭治郎の前に「錆兎」と共に現れる美少女の名前の由来にもなっています。
